ある日 白ハトポンは、高齢の母親を通院させるために車で出かけていました。
さわやかな ドライブ日和の日でした
前方20メートル位の先に 自転車に乗った 若い男の人の後ろ姿が
目に入りました
なぜか その時 ピンときました
「あっ、息子ポン 」直感でそう確信しました
「あの人、息子ポンだから見てね、ちゃんと見てね」と母親に言いました
「はあ?何言ってんのや???」と母親
それはそうです。 息子は 光の国に行ったのですから
通り過ぎたときに 「あ、本当に息子ポンだね、そうだったね 」
と輝くばかりの笑顔になった母親でした
私も 間違いなく、息子だと思いました
ドキドキしながら信号で止まっていると またあの自転車が後ろから来ました
私達は、 噛みつかんばかりに窓にしがみついて 注目しておりました
もう 心臓が早鐘のようになっていました
どこから見ても 息子でありました
好きな煙草をかなり吸っている感じだけれど
のんびりと気楽そうで、 幸せそうに見えました
アンデス民族の模様の入った ベージュ色の帽子と
上下 黒の服装でした
かつて 息子ポンの乗っていたお洒落な自転車と同じよう
なものでした
私達に注目されて 照れてニヤニヤしながら
頭をかいて私達の前を通って行きました
「オレだって、やっぱり ばれちゃってるよね」
という感じでした
本当にそんなことって あるんですね
会えた嬉しさと でも頭で理解できない事とが入り混じって 何かの間違い
じゃないだろうか。 そうかも・・・と自分の中で葛藤していました
自分自身で実際に見ていても 半信半疑の気持ちがずっと 続いていました
家に帰ってきて夜8時半頃 長椅子の後ろを歩いていたら
キー、キー、キー、キー、と音がしました
息子ポンのお知らせかな と思い 音の意味を考えてみました
1日考えて、やっと自転車のブレーキをかけたときの音だと わかりました
「自転車に乗ってたの オレ、オレなんだよ」
と言っているように思えます
そこに夫が帰宅してきました
そのむねを伝えていると
夫の後ろの天上近くに 金色の 5センチ×10センチ位の
長方形の金色のものが現れました
小学校の頃、提出物などに「よくできました。金賞」
のような金紙が貼られますよね
あのような金色の紙が2枚、少しずれて 夫の頭上に
燦然と輝いて宙に浮いていました
私は、驚いて腰が抜けそうになり
立っているのがやっとで
夫に伝えたくても「あわ、あわ」しか言えず
、
指をさすのが本当に精一杯でした
夫は その様子から何かを悟り 後ろを振り向く勇気が無かったようです
夫の表情は いつも以上に固まっておりました
その光は、はっきりと輝いていながらも柔らかで
宗教絵画の後光のようでした
たぶん、「キーキー音の意味、自転車に乗ってたのは
オレで 正解なんだよ」という金紙だったのかなと、 思っています。
勝手な解釈ですが そうとしか思えないのです
まるで パズルです
という事は、私の心の迷いを見ていたのでしょうね
霊さんは、人間の心を完全に読めているようです
こんな風に光の世界に上がっていった霊さん達は
白ハトポン達を 応援して支えて見守ってくだっさっているのでしょう
息子ポンは 生前、霊能者になりたいと 真面目に言っていたことがあるので
そういう素質があって このように色々な現象を起こせるのかもしれません
現象として起こさないけれども 霊さん達が 見守ってくださっている事は
白ハト達は 覚えておかなければと、改めて思ったのでした
頑張ってきちんと 生きなきゃ
時々 心が大雨になるけれど、 まず 今日 頑張ります
ファイトです
今日も感謝しています
白ハトポン